外免切り替えとは
母国の免許を所有している外国人が、日本の運転免許証に切り替えをすることです。
外国人の方が、日本で車を運転する場合、日本の免許が必要になるため、外免切替の手続きをする必要があります。
ここでは都内在住の方を例にご説明させていただきます。
切り替えの条件
- 所有している外国免許証が有効なものである(有効期限切れの免許は切り替え不可)
- 外国免許証を取得した日から通算して3カ月以上その国に滞在したことが証明できる
上記の2点を満たしている必要があり、都内在住の方だとさらに
- 18歳以上(普通二輪は16歳以上、中型免許は20歳以上、大型免許は21歳以上)
- 普通及び二輪免許は、視力が両眼で0.7以上、かつ、一眼でそれぞれ0.3以上であること。一眼の視力が0.3に満たない方若しくは一眼が見えない方については、他眼の視野が左右150度以上で、視力が0.7以上であること。
- 準中型免許、大型免許は、視力が両眼で0.8以上、かつ、一眼でそれぞれ0.5以上であること、かつ、三桿法の奥行知覚検査器により3回検査し、その平均誤差が2センチメートル以下であること。
- 過去に日本の運転免許を取得していた方で、取消処分等(初心取消を除く。)を受けた方は、受験前1年以内に取消処分者講習を受講し、かつ、欠格期間経過後でなければ受験できません。
- 住所が東京都内の方
上記の資格が求められます。(都道府県により違いあり)
受験場所
- 府中運転免許試験場
- 鮫洲運転免許試験場
- 江東運転免許試験場
府中運転免許試験場・鮫洲運転免許試験場は、全ての外国等の運転免許証をお持ちの方が手続可能です。
※江東運転免許試験場は、下記の29か国等(知識確認、技能確認を免除する国等)の運転免許証をお持ちの方のみ手続可能です。
知識確認、技能確認を免除する国等(29か国等)
アイスランド、アイルランド、アメリカ合衆国(オハイオ州、オレゴン州、コロラド州、バージニア州、ハワイ州、メリーランド州及びワシントン州に限る)、イギリス、イタリア、オーストラリア、オーストリア、オランダ、カナダ、韓国、ギリシャ、スイス、スウェ-デン、スペイン、スロベニア、チェコ、デンマーク、ドイツ、ニュージーランド、ノルウェ-、ハンガリー、フィンランド、フランス、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、モナコ、ルクセンブルク、台湾
技能確認を免除する国等
アメリカ合衆国(インディアナ州に限る。)
受付日・受付時間
平日のみ
(平日とは、月曜から金曜までの日になります。土曜、日曜、祝休日、年末年始(12月29日から1月3日まで)はお休みです。)
午前8時30分から午後3時00分まで(午前11時00分から午後1時00分までを除く。)
(混雑状況により、待ち時間が半日程度に及んだり、その日の手続が途中で終了する場合があります。)
手数料
申請料
普通 2,550円
原付 1,500円
大型・中型・準中型 4,100円
その他 2,600円
交付手数料 2,050円
併記手数料 200円
必要書類
- 有効な外国の運転免許証
- 上記運転免許証の日本語による翻訳文
- 日本の運転免許証(現在及び過去に受けたことのある方)
- 本籍(国籍等)が記載された住民票の写し(コピー不可)(住民基本台帳法の適用を受ける方)
- 旅券等(住民基本台帳法の適用を受けない方)
- 免許申請上の住所に関し、居住地に滞在していることを証明する書類(住民基本台帳法の適用を受けない方)
- 運転免許を取得した国などに、運転免許を取得後、通算して3か月以上滞在したことが確認できるもの(パスポート等)
- 申請用写真(申請書に貼付する写真)
- 運転免許取得国滞在状況一覧表
- その他追加で必要な書類
切り替えの流れ
➀申請書類を提出する
②会話による意思疎通の可否の確認(通訳人同伴可)
③必要書類の確認(通訳人同伴可)
④申請手数料の支払い
⑤知識確認(通訳人同伴不可)
⑥技能確認の予約
後日
⑦技能確認
⑧交付手数料の支払い
⑨免許更新制度等の説明
⑩免許証の交付
という流れになります。
知識確認の合格率は90%、技能確認の合格率は50%ほどだそうです。
通訳者はどなたでも構いません。
まとめ
外国免許からの切り替え手続きにお困りの方は行政書士三品美咲にお任せ下さい。
翻訳文の代行取得や、知識確認・技能確認のアドバイス等のサポートをさせていただきます。
その他わからないことが御座いましたらお気軽にお問い合わせください。