
【コスト削減術も】会社設立を成功させるための行政書士活用法!

行政書士三品美咲事務所


こんにちは。「TOKYO NYUKAN」行政書士の三品美咲です。
「会社設立は、できるだけ費用を抑えたい…」これから起業を考える方は、誰もが一度はそう考えると思います。
しかし、手続きを間違えると、余計な時間や費用がかかってしまう可能性もあります。
会社設立は、新しいビジネスのスタートを切る上で非常に重要なプロセスです。一方で事務手続きに時間をかけ、起業のスタートダッシュを失敗してしまっては意味がありません。
手続きをスムーズに進めるためには、専門家である行政書士のサポートが不可欠です。行政書士に依頼することで、結果的に費用を抑えることができるケースもあります。
この記事では、会社設立における行政書士の役割やメリット、選び方などを詳しく解説し、スムーズな会社設立をサポートします。
会社設立における行政書士の役割とは?

行政書士は、官公署に提出する書類の作成や手続きの代理を専門とする国家資格者です。弁護士とは違い、特定範囲の法律事務に特化しているのが特徴です。
主に書類作成に強く、会社設立においては、定款作成、許認可申請など、幅広い業務を代行することができます。
定款作成
会社設立において、最も重要な書類の一つが「定款」です。
定款は、会社の基本ルールを定めたもので、会社の目的、商号、資本金、役員の構成など、重要な事項が記載されます。行政書士は、これらの内容を法律に則った形で正確に記載し、有効な定款を作成します。また、近年では、紙ではなく電子データで作成する「電子定款」が主流。行政書士は、電子定款の作成や認証手続きも代行することができます。
許認可申請
事業内容によっては、会社設立後、事業を開始するために必要な許認可を取得する必要があります。許認可申請の手続きは、業種や事業内容によって異なり、複雑な場合も多いです。
例えば、ビジネスで中古品のリサイクル・リユースをしたり、レンタルをしたりする場合は、各地の警察署が管理する「公安委員会」に申請し「古物許可証」が必要になります。こうした際に、行政書士が必要な許認可を把握し、申請手続きを代行することで、事業開始をスムーズに進めることができます。
行政書士は下記の許認可を中心に、書類作成や提出代行ができます。
- 古物商許可申請
- 建設業許可申請
- 飲食店営業許可申請
- 酒類販売業許可申請
- 旅館業営業許可申請
- 旅行業登録申請
- 宅地建物取引業免許許可申請
登記申請は基本的にできない
会社設立の手続きには、法務局への登記申請が必要です。
登記に特化した職業として司法書士がいます。司法書士であれば企業や土地、不動産の権利関係登記ができます。
一方で、行政書士は、登記にまつわる書類を収集し、作成、提出代行などを依頼することはできません。スムーズな登記申請に向けた助言程度ならできる場合もありますが、司法書士にサポートを依頼するのが確実です。
行政書士に依頼するメリット

会社設立手続きを自身で行うことも可能ですが、行政書士に依頼することには多くのメリットがあります。
時間と労力の節約
会社設立の手続きには、多くの時間と労力が必要です。行政書士に依頼することで、これらの負担を軽減し、本業に集中することができます。
特に「定款」の作成は行政書士に頼むほうが早くて安くなる場合があります。電子定款を作成する場合は印紙が不要になりますが、一方で作成に専門の有料ソフトを導入する必要があります。
紙の定款→印紙代が4万円程度必要
電子定款→作成時に有償ソフトが必要
となるため、個人で作成しても、行政書士に依頼してもコストは大きく変わりません。むしろ、より手間のかからない行政書士のほうが、お得感がありますよね。
正確でスムーズな手続き
行政書士は、法令や手続きに精通しているため、ミスや漏れを防ぎ、正確でスムーズな手続きを行うことができます。
連続起業家でもない限り、定款作成や変更、その他の申請を何度も行うのは稀です。一方で行政書士はさまざまな形で多くの会社設立に携わっています。
餅は餅屋。正確でスムーズな手続きをしたいのであれば行政書士の力を借りるのが確実です。
専門的なアドバイス
会社設立に関する疑問や悩みに対して、専門的なアドバイスを受けることができます。行政書士によって得意分野があり、例えば行政書士三品美咲事務所では外国人雇用や、就労時の在留資格などにまつわる手続きを得意としております。
会社設立に強い行政書士の選び方
会社設立を依頼する行政書士は、以下のポイントを参考に選びましょう。
会社設立に精通した行政書士を選ぶことが重要です。ホームページや相談を通して、実績や経験を確認しましょう。
特にいくつかの分野に特化したプロフェッショナル型の行政書士、あるいはワンストップ対応が可能なネットワーク型の行政書士は、話がスムーズに進むことが多いです。
また、会社設立は比較的小さな案件になる場合が多いですが、こうした小さな案件や、些細な疑問、不安を気軽に相談できる、コミュニケーション能力の高い行政書士がおすすめです。親身に対応してくれます。
まとめ

会社設立は、新しいビジネスのスタートを切る上で非常に重要なプロセスです。手続きをスムーズに進めるためには、行政書士に依頼することを検討しましょう。時間と労力を節約できるだけでなく、法令遵守の観点からも安心です。
会社設立を検討している方は、ぜひこの記事を参考にして、信頼できる行政書士を見つけ、スムーズな会社設立を実現してください。
行政書士三品美咲事務所では、会社設立に関するご相談を承っております。丁寧にサポートいたしますので、お気軽にご相談ください。
入管業務
その他の国際業務

