
日本への帰化、どこの国からが多い?国別の割合と推移を解説

行政書士三品美咲事務所


お世話になっております。三品美咲です。
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帰化申請は、日本で暮らす外国人にとって、とても大切な手続きです。
しかし、手続きが複雑で、たくさんの書類が必要で、時間もかかります。「本当に申請できるのかな?」「許可してもらえるか不安だな…」と感じる方もいるのではないでしょうか?
この記事では、法務省のデータをもとに、「帰化」の許可数、国別の割合、最近の変化などをわかりやすく解説します。
帰化とは?
帰化とは、外国籍の方が日本国籍を取得することを言います。
帰化が認められると、日本人として、選挙で投票したり、公務員として働いたり、社会保障を受けたり…など、色々なことができるようになります。
日本への帰化が許可された外国人の数は?
では、実際にどれくらいの人が帰化を許可されているのでしょうか?
法務省の統計によると、1952年から2022年までの間に、60万人以上の人が帰化を許可されています。最も帰化許可が多かったのは2003年で、約1.7万人が帰化しています。
ここ数年は、1年間に1万人前後で、20年前と比較すると、少し減っている傾向にあります。
国別の帰化許可とトレンドを紹介

帰化を許可された人の国籍を見てみると、いくつか特徴があります。
帰化申請者の中で最も多いのは、韓国・朝鮮籍の方です。約20年前の平成中期は、帰化許可者のうちおよそ60%を占めていましたが、現在では年間2000人程度で、全体の約30%となっています。
中国からの帰化も多いです。日中国交正常化の翌年である1973年1月には中国大使館が設立され、7000人以上が日本へ帰化しました。その後、1990年代後半に中国からの帰化は年間5000人を超えました。現在は年間2000人程度で、韓国と同じくらい。全体の約30%を占めています。
それ以外は「その他」に分類されます。メインは東南アジアからの帰化。特にベトナムやフィリピンからの帰化が目立ちます。また、ブラジルやペルーといった中南米諸国からの帰化も増加傾向にあります。
まずは行政書士に相談してみよう!

ここまでご紹介したデータには含まれていませんが、申請全体の1割弱は「帰化不許可」とされています。
帰化不許可とは、書類の不備や嘘の記載、安定した収入がない、日本語能力に不安があるなどの理由で、日本国籍の取得を却下されることです。
帰化には複雑な書類と手続きが必要です。「日本が好き! ずっと住み続けたい!」と考えている方の中には、ゆくゆく帰化したいと思っている方も多いでしょう。その際はまず、行政文書のプロである行政書士に相談してみてくださいね。
行政書士三品美咲事務所では、帰化申請に関するご相談を承っております。丁寧にサポートいたしますので、お気軽にご相談ください。
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