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帰化申請

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行政書士三品美咲事務所

三品 美咲

監修記事
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帰化申請とは

外国国籍を持つ人が、ある国の市民権を取得するために行う手続きのことです。
帰化申請には、各国の法律や規制に基づく条件がありますが、一般的には永住権を取得して一定期間その国で居住し、言語や文化の知識を証明することが求められます。帰化が承認されると、申請者はその国の市民権を取得し、一般的にはその国の市民として権利と義務を享受することができます。

帰化申請をするメリット

帰化申請をするメリットはいくつかあります。

まず第一に、市民権を取得することで、その国の市民として法的な権利や特典を享受することができます。これには、投票権の取得、政府のサービスや福利厚生制度へのアクセス、移民法やビザの制限を受けずに自由に国内外を移動する権利が含まれます。

また、市民としての地位を持つことで、雇用や教育、住宅などの分野でより多くの機会を得ることができる場合があります。

さらに、市民権を取得することで、社会的な統合が促進され、地域社会や文化に参加する機会が増えることもあります。

他にも、日本国籍を持つことにより夫婦で同じ戸籍に入ることができたり、職業選択の自由が実現します。

帰化申請をするデメリット

一方で帰化申請をする際のデメリットも考慮する必要があります。

例えば、帰化プロセスには時間と費用がかかることがあります。

また、帰化申請には、国の言語や文化の知識を証明する試験などの要件がある場合があり、これらを満たすためには準備や学習が必要となります。

さらに、一部の国では二重国籍を認めていない場合があり、元の国籍を放棄する必要がある場合もあります。(日本は認めていません)

他にも、一部の国では市民権を取得することで税金や兵役義務が増加する場合もあります。
また、帰化によって個人のアイデンティティ文化的なつながりが変わることを嫌う人もいるかもしれません。

帰化申請をする流れ

法務局または地方法務局に初回相談をしに行く
地域によっては半年先まで予約が取れない場合があるので、
早めに予約を取ることをお勧めします。

帰化申請に必要な書類を収集、作成
必要書類は人によって変わってきますので、初回相談の際に入念に確認します。

法務局にて収集した書類の点検と受理
点検で内容を確認した後、ほとんどの場合は追加で必要書類が求められます。
点検の結果、提出書類に不備がなければこのまま申請が受理されます。
※受理されたからといって許可が下りるとは限りませんのでご注意ください。

法務局での面接

近隣調査・家庭訪問・職場訪問・職場調査
※特別永住者の方は原則として免除

法務省へ書類送付

結果の通知

法務局に出頭

以上が大まかな流れになります。
➀~⑦まで1年以上かかる場合もありますので、根気よく続けることが重要です。

まとめ

私自身在日韓国人で実際に帰化申請を経験しており、その苦労や煩雑さは十分に理解しています。
集める書類も、かかる時間も膨大な量になり途中で諦めてしまう方が大半です。
専門家である我々でも帰化申請はかなり難易度が高いものですので、一般の方が一人で行うのはかなりの根気が必要かと思います。
一人で抱え込まず、些細なことでもご相談ください。
その他わからないことが御座いましたらお気軽にお問い合わせください。

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